安来市議会 > 2014-03-24 >
03月24日-07号

  • "消防施設費"(/)
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  1. 安来市議会 2014-03-24
    03月24日-07号


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    平成26年第 67回 3月定例会             平 成 26 年 3 月 定 例 会平成26年3月24日(月曜日)            出 席 議 員 ( 1 9 名 ) 1番 澤田 秀夫君      2番 佐々木厚子君      3番 丸山 征司君 4番 作野 幸憲君      5番 樋野 智之君      6番 田中 明美君 7番 原田貴与子君      8番 田淵 秀喜君      9番 田中 武夫君 10番 石倉 刻夷君      11番 岩田 拓郎君      12番 永田 巳好君 13番 葉田 茂美君      14番 嶋田 豊昭君      15番 井上 峯雄君 16番 佐伯 直行君      17番 中島 隆夫君      20番 梅林  守君 21番 金山 満輝君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 2 名 ) 18番 上廻 芳和君      19番 遠藤  孝君            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 平井  禎君   事務局次長 前田 康博君   主幹   野口 賢哉君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      近 藤  宏 樹君      副市長     新 田  典 利君 教育長     勝 部  慎 哉君      広瀬地域センター長                                安 部  浩 巳君 伯太地域センター長              総務部長    清 水  保 生君         門 脇  正 志君 市民生活部長  作 野  立 生君      健康福祉部長  仁 田  隆 敏君 産業振興部長  内 田  修 次君      基盤整備部長  井 上    博君 上下水道部長  内 藤  修 治君      消防長     北 尾  正 博君 市立病院事務部長蒲 生  安 生君      政策企画部次長 木 村  慎 治君 統括危機管理監 松 本  城太郎君      総務課長    宮 田    玲君 財政課長    池 田  周 一君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第7号)                        平成26年3月24日(月)午前10時開議第1 議案の撤回について第2 議第 4号 安来市名誉市民条例制定について   議第 5号 安来市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第 6号 安来市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第 7号 安来市災害派遣手当等に関する条例制定について   議第 8号 安来市消防長及び消防署長の資格を定める条例制定について   議第 9号 安来市庁舎等建設基金条例の一部を改正する条例制定について   議第10号 安来市義務教育施設建設基金条例の一部を改正する条例制定について   議第11号 安来市社会教育施設等整備基金条例の一部を改正する条例制定について   議第19号 安来市病院事業の使用料及び手数料に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第20号 安来市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について   議第21号 安来市消防団条例の一部を改正する条例制定について   議第22号 安来市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について   議第23号 安来市非常勤消防団員に係る退職報償金支給に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第24号 安来市火災予防条例の一部を改正する条例制定について   議第27号 安来市消防庁舎新築工事(建築)請負契約の締結についての議決の一部変更について   議第35号 平成26年度母里財産特別会計予算   議第36号 平成26年度井尻財産特別会計予算   議第37号 平成26年度赤屋財産特別会計予算   議第39号 平成26年度安来市病院事業会計予算   議第47号 平成25年度安来市病院事業会計補正予算(第2号)                              以上 総務企画委員長報告第3 議第 3号 安来市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例制定について   議第12号 安来市男女共同参画推進条例制定について   議第13号 安来市社会教育委員の定数及び任期に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第14号 安来市地域支え合い活動の推進に関する条例制定について   議第29号 平成26年度安来市国民健康保険事業特別会計予算   議第30号 平成26年度安来市後期高齢者医療事業特別会計予算   議第31号 平成26年度安来市介護保険事業特別会計予算   議第41号 平成25年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   議第42号 平成25年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)   議第43号 平成25年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)   請願第1号 「高齢者の負担増と保険給付の削減を押し付け、市町村に責任を転嫁する介護保険の見直しに反対する意見書」の採択を求める請願                              以上 文教福祉委員長報告第4 議第15号 安来市工場立地法に基づく準則を定める条例制定について   議第16号 安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について   議第17号 安来市公営住宅条例の一部を改正する条例制定について   議第18号 安来市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について   議第25号 市道路線の認定について   議第26号 市道路線の変更について   議第32号 平成26年度安来市電気事業特別会計予算   議第33号 平成26年度安来市下水道事業特別会計予算   議第34号 平成26年度安来市簡易水道事業特別会計予算   議第38号 平成26年度安来市水道事業会計予算   議第44号 平成25年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第4号)   議第45号 平成25年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)   議第46号 平成25年度安来市水道事業会計補正予算(第3号)   議第48号 平成25年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第5号)   陳情第1号 団体営土地改良事業農業基盤整備促進)への支援について                              以上 地域振興委員長報告第5 議第28号 平成26年度安来市一般会計予算                                以上 予算委員長報告第6 同第 1号 安来市副市長の選任につき同意を求めることについて第7 閉会中の継続審査及び調査について(別紙)            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第7まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長(金山満輝君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。 日程に入ります前に、教育長が発言を求めておりますので、これを許可いたします。 勝部教育長。 ◎教育長勝部慎哉君) おはようございます。 一つ、おわびを申し上げたいと思います。 発言の訂正をいたします。 3月5日の作野議員さんからの代表質問の中で、答弁の中で、給食センター延べ床面積として文部科学省基準面積の2,400平方メートルをお示しいたしました。これは基本計画策定時の基準となる面積でございまして、答弁では誤って基本構想と申し上げておりましたので、おわびして訂正いたします。 なお、現在、さきの全員協議会でも説明いたしましたとおり、安来市の諸条件を勘案し、延べ床面積約2,000平方メートル程度で基本設計を進めております。大変申しわけございませんでした。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(金山満輝君) 日程第1、議案の撤回についてを議題といたします。 議第9号「安来市庁舎等建設基金条例の一部を改正する条例制定について」は、執行部より撤回したいとの申し出がありました。 お諮りいたします。 議第9号の撤回を承認することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第9号については撤回することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(金山満輝君) 日程第2、議第9号を除く議第4号から議第47号までの19件を一括議題として、総務企画委員長の報告を求めます。 嶋田豊昭総務企画委員長。            〔総務企画委員長 嶋田豊昭君 登壇〕 ◆総務企画委員長嶋田豊昭君) おはようございます。 総務企画委員長報告を行います。 去る3月3日に開議された本会議において、本委員会に付託された議案その他について、審査の結果並びに経過をご報告いたします。 議第4号安来名誉市民条例制定について、議第5号安来市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第6号安来市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第7号安来災害派遣手当等に関する条例制定について、議第8号安来消防長及び消防署長の資格を定める条例制定について、議第10号安来義務教育施設建設基金条例の一部を改正する条例制定について、議第11号安来社会教育施設等整備基金条例の一部を改正する条例制定について、議第19号安来病院事業の使用料及び手数料に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第20号安来消防手数料条例の一部を改正する条例制定について、議第21号安来消防団条例の一部を改正する条例制定について、議第22号安来消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、議第23号安来非常勤消防団員に係る退職報償金支給に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第24号安来火災予防条例の一部を改正する条例制定について、議第27号安来消防庁舎新築工事(建築)請負契約の締結についての議決の一部変更について、議第35号平成26年度母里財産特別会計予算、議第36号平成26年度井尻財産特別会計予算、議第37号平成26年度赤屋財産特別会計予算、議第39号平成26年度安来市病院事業会計予算、議第47号平成25年度安来市病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、3月13日に総務企画委員会を開催し、慎重に審査した結果、全会一致でいずれも提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の経過等について申し上げます。 午前中には、上程された議案に関する消防庁舎新築工事現場を視察し、工事の進捗状況について説明を受けたほかに、広瀬方面隊広瀬分団コミュニティー施設、栄町住宅、土居成用地の視察を行いました。また、審査に入る前に、航空自衛隊美保基地における大型輸送ヘリコプター配備計画について、防衛省中国四国防衛局松田企画部長から概要説明を受けました。この大型ヘリは、日本海側には配備がなく、中期防衛力整備計画期間中の平成30年までに新たに配備の計画を検討しているが、その際には改めて説明を行うとのことでありました。付託案件の審査につきましては、主なものを報告いたします。 議第4号安来名誉市民条例制定については、旧市町の条例により、安来2名、広瀬18名、伯太1名の方が名誉市民名誉町民に選定されていたが、合併協議で新生市において機運が熟すのを待った上で調整することとなっており、10周年を迎えるこの時期に新たに条例制定し、審議会に諮問し選定するとのことでした。委員からは、現在の名誉市民名誉町民の間に格差がないよう、慎重かつ十分に配慮の上、選定されるように意見がありました。 議第10号安来義務教育施設建設基金条例の一部を改正する条例制定について及び議第11号安来社会教育施設等整備基金条例の一部を改正する条例制定については、提案について配慮に欠けていたとの発言があり、委員長としても慎重な対応を要請しました。 議第27号安来消防庁舎新築工事(建築)請負契約の締結についての議決の一部変更については、調査段階から適正に行うよう意見を申し添えて、全会一致で承認いたしました。 議第39号平成26年度安来市病院事業会計予算は、委員から、病院事業について数件の意見があったものの、予算そのものにかかわることではなく、全会一致執行部提出原案のとおり認定するものと決しました。 その他、上程された議案については、委員から特に異論はなく、全会一致執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、過日新聞、テレビで報道された安来市開発公社の破産問題に関し、執行部から1月24日の議員懇談会終了後の状況報告以降、今日までの状況について報告を受けました。その概要は、1月27日に清算人から松江支社に破産の申し立てが行われ、それにより松江地裁から3月3日付の文書で正式な破産手続に入ったとの通知があった。また、通知内容開始決定日は平成26年3月3日で、破産管財人は松江市片原町高野法律事務所であること、債権者集会が5月13日に松江地方裁判所で実施されること、負債総額5,800万円であり、資産は土居成用地で面積は1万8,470.62平方メートルとのことであり、執行部からは法的な手続が始まることと認識しているので淡々と見守るとの意見でありました。安来市議会も、この問題に関し、これまで特別委員会を設置し、調査報告等を行ってきた経過があります。関係者の努力により、この間に約5億円もの負債が縮小されたことも現実であります。いろんな手続が進んでいる今日の状況であることは理解しているが、合併協議の中でも新安来市が正の財産、負の財産を引き継ぐことになっていたことも十分踏まえ、今後も議会としてそれぞれが共通認識に立った対応が必要であると委員会としても認識をいたしました。 以上、総務企画委員長報告といたします。 ○議長(金山満輝君) 総務企画委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対して質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第4号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決をいたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第4号は原案のとおり可決されました。 議第5号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第5号は原案のとおり可決されました。 議第6号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第6号は原案のとおり可決されました。 議第7号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第7号は原案のとおり可決されました。 議第8号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第8号は原案のとおり可決されました。 議第10号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第10号は原案のとおり可決されました。 議第11号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第11号は原案のとおり可決されました。 議第19号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第19号は原案のとおり可決されました。 議第20号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第20号は原案のとおり可決されました。 議第21号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第21号は原案のとおり可決されました。 議第22号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第22号は原案のとおり可決されました。 議第23号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第23号は原案のとおり可決されました。 議第24号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第24号は原案のとおり可決されました。 議第27号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第27号は原案のとおり可決されました。 議第35号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第35号は原案のとおり可決されました。 議第36号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第36号は原案のとおり可決されました。 議第37号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第37号は原案のとおり可決されました。 議第39号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第39号は原案のとおり可決されました。 議第47号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第47号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 ○議長(金山満輝君) 日程第3、議第3号から請願第1号までの11件を一括議題として、文教福祉委員長の報告を求めます。 田中明美文教福祉委員長。            〔文教福祉委員長 田中明美君 登壇〕 ◆文教福祉委員長(田中明美君) おはようございます。 文教福祉委員長報告をいたします。 去る3月3日に開議されました本会議におきまして、本委員会に付託された議案その他について、14日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、その結果と経過を報告いたします。 議第3号安来福祉医療費助成条例の一部を改正する条例制定について、議第12号安来男女共同参画推進条例制定について、議第13号安来社会教育委員の定数及び任期に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第14号安来市地域支え合い活動の推進に関する条例制定について、議第29号平成26年度安来市国民健康保険事業特別会計予算、議第30号平成26年度安来市後期高齢者医療事業特別会計予算、議第31号平成26年度安来市介護保険事業特別会計予算、議第41号平成25年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議第42号平成25年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)、議第43号平成25年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、以上議決案件10件につきまして、審査をいたしました。 議第14号安来市地域支え合い活動の推進に関する条例制定については、個人情報を外部提供する対象者として、70歳以上の高齢者約5,000人弱は同意を必要とせず、障害者手帳等をお持ちの方600人弱は同意を必要とし、同意の意思の確認ができた方から順次名簿に登録をしていく、また情報の提供先は民生委員、児童委員、安来警察署、安来消防署、自主防災組織であり、自主防災組織については申し出があった場合のみに名簿提供希望届、名簿管理者届、名簿閲覧者届の提出を求め、情報提供とする。その後、全ての提供先団体と名簿の取り扱いに関する協定を交わすこととする。情報の提供時期については、現在ある要援護者台帳とあわせた4月ごろと考えているとの説明を受けました。委員からは、障害者手帳をお持ちの方で本人に同意をとることが難しい方についてはどうするのか、民生委員等の職務の負担が強くならないのか、また自治会の取り組みとすべきではないかなどの質問がありました。本人の同意をとることが難しい方については、親権者、保護者に同意の意思を確認させていただくこととしている。民生委員等の職務負担増については、地域でわからない人がたくさんふえて困っているので、ぜひ情報の提供をお願いしたいとの民生委員や自主防災組織からも要望があっていたこと、また本来は自治会で対応をお願いしたいがなかなか難しい状況であることなど、答弁がありました。 議第14号安来市地域支え合い活動の推進に関する条例制定につきましては、まずは個人情報の管理をしっかりとしていただきながら、地域ごとに諸事情や特色があるので、有事の際、特に助けが必要な方に対してどのように地域が支え合う活動とするのか、具体的な方法や内容を今後しっかりと議論をされ、条例が生かされる取り組みとしていただきますように意見を付しておきます。 議第29号平成26年度安来市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、保険給付費については、前年度予算に対し1.4%の増を見込んでいること、保険給付費の歳出割合が予算総額の69%を占めていること、保険事業費で40歳から74歳までの方の医療被保険者に実施が義務づけられている特定健康診査の検査項目にクレアチニンと尿酸の検査が追加されたとのことでありました。また、基金について、平成25年度に8,247万3,000円の取り崩しを行い、平成26年度に7,675万1,000円を取り崩した場合、基金残は2億2,293万5,000円になるなどの説明がありました。委員からは、特定健康診査を行わない自治体に対してペナルティーが科せられると聞いたことがあるが、安来市の状況はとの質問があり、安来市は実施をしているので、ペナルティーはないとのことでありました。しかし、特定健康診査の受診率は毎年30%台で推移し、検査を無料にしたり項目をふやしたり、未受診の方々に対して個別に電話での勧奨もしているが、なかなか受診率が伸びない状況であるとの説明でありました。また、今議会の初日に賦課方式を4方式から3方式に変更する議第2号安来市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、全会一致で可決をいたしました。市民の皆さんに対しては広報等はもちろん、丁寧な説明を行い、十分に理解を得るように執行部にはお願いをいたしておきます。 ほかにも委員から、男女共同参画推進の具体的な取り組みについての要望等がありましたが、条例案や予算案に反対するものではなく、議決案件10件について、執行部提出原案のとおり可決すべきものと全会一致で決しました。 次に、請願第1号「高齢者の負担増と保険給付の削減を押しつけ、市町村に責任を転嫁する介護保険の見直しに反対する意見書」の採択を求める請願についてでありますが、今回の介護保険制度改革は、まず後期高齢者が2025年にピークに達することを見据え、介護保険制度を持続可能な制度とする改革であり、少子・高齢化時代に若者の世代に一方的に負担を押しつけるのではなく、費用負担の公平化と受益者、制度を受ける方々のバランスをとった改正の方向であると考えます。低所得者に対しては、保険料軽減について拡充する対策もあるようです。また、全国一律の予防給付を市町村が取り組む地域支援事業に移行することについても、各市町村で特徴に応じた取り組みや制度をつくっていくことになると考えます。これらのことにより、請願の題目に記載の「高齢者の負担増と保険給付の削減を押しつけ、市町村に責任を転嫁する」という文言は不適切であるなど、反対意見もあり、採決の結果、全会一致で不採択と決しました。 以上、文教福祉委員長報告といたします。 ○議長(金山満輝君) 文教福祉委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対して質疑はありませんか。 3番丸山議員。 ◆3番(丸山征司君) それでは、委員長の報告に対してちょっと質問をさせていただきます。 先ほど、議第14号や議第29号や請願第1号については詳しく説明していただいたんですけども、私が本日質問させていただきたいのは議第12号の安来市男女共同参画推進条例についてでございます。先ほど、具体的な要望などは委員からあったけども、細部にかかわるものじゃないかという形である程度省略された形で終わったんですけれども、例えば議第14号も議第12号も同様に新たな条例で、なおかつ市民にとってもとても大事な条例であると思います。本来だったらパブリックコメントとか、いろいろとそういった市民にも知らせて、議員にも議懇などでもっと知らせてというような部分でもっとあってもいいのかなと思いながら、そして私も議会の初日でもいろいろと質問させていただきましたけども、安来市男女共同参画推進条例につきまして、委員会の中でもっと具体的にどんな審議があったのかというような部分、例えば内容についてとか、特に委員長は半年前にも一般質問されておられましたし、そのあたり、もうちょっと詳しく教えていただければなと思いまして、よろしくお願いします。 ○議長(金山満輝君) 委員長よろしいでしょうか。 ◆文教福祉委員長(田中明美君) はい。議第12号安来男女共同参画推進条例制定につきましては、特に委員から反対意見等はございませんでした。具体的な取り組みは今後であるというふうに、これからであるというふうに執行部から説明を受けておりましたので、先ほども言いましたように、この条例がしっかりと生かされる条例としてほしいという要望があったのみでありました。 ○議長(金山満輝君) よろしゅうございますか。            (3番丸山征司君「はい」と呼ぶ) ほかには。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第3号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第3号は原案のとおり可決されました。 議第12号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第12号は原案のとおり可決されました。 議第13号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第13号は原案のとおり可決されました。 議第14号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第14号は原案のとおり可決されました。 議第29号に対して討論はありませんか。 7番原田貴与子議員。            〔7番 原田貴与子君 登壇〕 ◆7番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第29号平成26年度安来市国民健康保険事業特別会計予算につきまして、委員長報告の採択に反対の立場で討論いたします。 国民健康保険事業特別会計につきましては、国の保険料は2014年度から低所得者世帯を保険料の軽減制度で5割削減と2割削減の一部内容を拡充します。国民健康保険料の賦課限度額は医療分、介護納付金分はそれぞれ引き上げ、また70歳から74歳までの医療費の窓口負担を1割から2割に引き上げます。さて、今、国保会計の加入者は非正規雇用の拡大で国保加入者がふえています。その収入も、200万円以下が1,000万を越えている現状です。また、年金生活者はたび重なる年金の引き下げの中で、国保税の支払いは重税感があり、大変だと生活を圧迫している状況です。消費税増税は国民世論の大きな反対にもかかわらず、4月から実施される予定です。商店、中小業者は、消費税転嫁が売り上げに影響するため、できないのが現状です。値上げすれば売り上げが下がることが懸念されます。しかし、国には消費税を納めなくてはなりません。農業、商店などの自営業者の国保税負担も大変な状況です。 安来市の国保加入者は、市民の約24%です。新年度予算の滞納繰越金が3,973万9,000円に上っています。国保税滞納者は昨年6月現在で869世帯、率にして14.8%であります。短期保険証が239世帯、資格証は7世帯です。資格証では保険税が払えない上に、医療費では10割負担となり、受診抑制になりかねません。安来市では、国保税は納税課で扱い、実際の運用は保険年金課となっています。縦割り行政の中で保険年金課に行っても、滞納者の状況がつかめず、どういう生活実態でどのような政策的手だてが必要なのか、検討はされにくい状況です。消費税増税や物価の値上げの影響がある中で、生活困窮者への手だてをすべきです。 平成24年度決算で、1人当たりの基金保有額は県下で一番多く、3億8,100万円です。繰越金は1億7,300万円で、資産合計5億5,400万円となっています。新年度予算で財政調整基金取り崩しか基金繰入金は、昨年度、一昨年と比べ半額です。安来市は、消費税増税、物価値上げ、年金引き下げで、市民の暮らしは大変な状況を鑑みて、市民が安心して医療が受けられるよう、基金の取り崩し、法定外の繰り入れも予算化し、保険税の引き下げをすべきです。市民の命と健康を守る予算になっていません。よって、反対といたします。 以上、反対討論といたします。 ○議長(金山満輝君) 賛成討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(金山満輝君) 起立多数と認めます。よって、議第29号は原案のとおり可決されました。 議第30号に対して討論はありませんか。 7番原田貴与子議員。            〔7番 原田貴与子君 登壇〕 ◆7番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第30号平成26年度安来市後期高齢者医療事業特別会計予算の採択に反対の立場で討論します。 2014年4月から、75歳以上の高齢者が加入する後期高齢者医療制度の4回目の保険料改定が行われ、対前年比2.4%もの値上げが予定されています。高齢者が置かれた環境は、限られた年金は下がる一方の上、4月からの消費税増税です。75歳以上になると、格段に医療にかかる人数がふえる実態です。島根県には、現在15億円もの財政安定化基金があります。安来市には、保険料が払えず、医療が受けられない高齢者がいます。このような実態を示し、高い保険料引き下げのために基金の取り崩しを求めるべきです。市民の命と健康を守る立場からこの事業予算に反対です。そして、後期高齢者医療制度は国民を年齢で区切り、高齢者を強制的に別枠の医療保険にし、負担料と差別医療を押しつける悪法です。この制度は撤廃し、もとの老人保健医療制度に戻すことを強く求めて反対討論とさせていただきます。 ○議長(金山満輝君) 賛成討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(金山満輝君) 起立多数と認めます。よって、議第30号は原案のとおり可決されました。 議第31号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第31号は原案のとおり可決されました。 議第41号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第41号は原案のとおり可決されました。 議第42号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決されました。 議第43号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決されました。 請願第1号に対して討論はありませんか。 7番原田貴与子議員。            〔7番 原田貴与子君 登壇〕 ◆7番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 請願第1号「高齢者の負担増と保険給付の削減を押しつけ、市町村に責任を転嫁する介護保険の見直しに反対する意見書」の採択を求める請願は、審議を付託された文教福祉委員会で不採択とされましたので、この不採択に反対の立場で討論いたします。 このたびの介護保険の見直しは、2000年に創設された公的介護保険制度始まって以来の大改悪と言われています。介護給付の削減と容赦ない負担強化です。国は介護と医療の制度改悪を日本の法律で決めるというやり方です。国民生活に多大な影響を与え、各所から不安の声が上がっています。とりわけ、本請願にあった介護保険の見直しは、一般質問で明らかになったように市町村にも大きく影響することが明らかになりました。要支援者、安来では526人の方の訪問介護サービス、通所介護サービスを、介護保険からの給付を段階的に廃止して市町村の地域支援事業に移すというものです。提供されるサービスは全国一律の種類、内容、運営基準、単価等によるのではなく、内容、料金設定など市町村の裁量で決める。そして、担い手はボランティア、NPO、民間企業、社会福祉法人などを有効活用するというものです。市の担当部局も、制度の見直しは地域格差、事業負担の増加の問題、サービス体系への懸念があると答弁しておられました。介護の現場からは、サービスを提供できる人が確保できない、サービスの質の担保ができない、専門職でない資格のないボランティアに任せることになる、必要な介護予防ができなくなれば介護度が重くなりやすいなどと、このようなヘルパーさんから懸念の声や不安の声が上がっています。要支援者からの介護給付の取り上げは、自立支援どころか高齢者から命綱を取り上げることになります。国の改革の目的は、介護給付費抑制でございます。また、介護保険の見直しで特養ホームの入所を抑制します。現在、安来市では、要介護度1、2は、499人の方が特別養護老人ホームに入所しておられるとの答弁です。介護者がいない、認知症のBPSD、徘回など、在宅で生活ができないやむを得ない事情がそれぞれにあるから入所しているこのような方々を、介護度1、2だということで施設から締め出せば、必要な介護、医療が受けられなくなり生活の場を失う大量の介護難民を生み出すことは避けられません。このほかにも、低所得者が利用できなくなったり、所得によって負担増にするなど、在宅でも施設でも利用料の負担増は請願趣旨の中で明らかにされています。高齢期を安心して迎えられる、介護状態になっても尊厳を持って日常生活を送り生きられることを市民は望んでいます。政府が進める介護保険の見直しは、国民の自助、自立のための環境整備と銘打った社会保障の給付削減、国民負担増にほかなりません。市民を守る立場から、見直しには反対をすべきです。よって、この請願は採択すべきと考えます。 ○議長(金山満輝君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は委員長の報告のとおり決する議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(金山満輝君) 起立多数と認めます。よって、請願第1号は不採択と決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 ○議長(金山満輝君) 日程第4、議第15号から陳情第1号までの15件を一括議題として、地域振興委員長の報告を求めます。 岩田拓郎地域振興委員長。            〔地域振興委員長 岩田拓郎君 登壇〕 ◆地域振興委員長(岩田拓郎君) 地域振興委員長報告をします。 去る3月3日に開議されました本会議において、本委員会に付託されました議案等について、12日に地域振興委員会を開催し、審査しましたので、その結果と経過について報告いたします。 午前中に付託案件等についての現地調査をしました。島田町のため池、母里の本町御笠線、水道庁舎の水源地監視システム、切川地区での市道認定など、担当職員により詳しく説明を受けました。その後、付託案件の審査をいたしました。その審査の結果について報告いたします。 議第15号安来工場立地法に基づく準則を定める条例制定について、議第16号安来手数料条例の一部を改正する条例制定について、議第17号安来公営住宅条例の一部を改正する条例制定について、議第18号安来水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について、議第25号市道路線の認定について、議第26号市道路線の変更について、議第32号平成26年度安来市電気事業特別会計予算、議第33号平成26年度安来市下水道事業特別会計予算、議第34号平成26年度安来市簡易水道事業特別会計予算、議第38号平成26年度安来市水道事業会計予算、議第44号平成25年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議第45号平成25年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)、議第46号平成25年度安来市水道事業会計補正予算(第3号)、議第48号平成25年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第5号)、以上議決案件14件について、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、審査の経過について報告いたします。 議第15号安来工場立地法に基づく準則を定める条例制定について、委員より、近隣市では緑地面積率等について10%以上と5%以上となっているところがあるが、なぜ15%以上と10%以上にしたのかとの質問がありました。執行部より、緑地面積率等については、市内の工場から15%以上と10%以上という要望をいただいている。あわせて、安来市に該当する準工業地帯については、近隣にある程度住宅地があるということを鑑みながら15%以上と10%以上という数値にしたという説明がありました。 議第33号平成26年度安来市下水道事業特別会計予算について、委員より、農業集落排水の接続率についての質問があり、執行部より、全体の接続率は84.4%の状況、農業集落排水については接続率82.2%、そして以前から指摘のある特に接続率の低い地区があり、毎年加入促進のために戸別訪問、水洗便所改造資金の資金融資制度の紹介を含め、加入促進に努めているという説明がありました。 議第34号平成26年度安来市簡易水道事業特別会計予算について、水道水源自動監視施設等整備事業、遠隔監視システムの整備について質問があり、執行部より、安来、広瀬、伯太の3地区で異なる遠隔監視システムを一元化することで、水道事務所においてリアルタイムで施設監視を行えるようにし、施設維持の迅速化と効率化を図る。3カ年計画で整備を行う。初年度で中央監視施設整備を行って、年次で各施設のデータを入れていくという説明がありました。 議第38号平成26年度安来市水道事業会計予算について、委員より、老朽管の更新計画についての質問があり、執行部より、平成28年度末を目標に老朽管更新計画を策定しているが、他事業にあわせて事業実施を考えているという説明がありました。 次に、陳情第1号団体営土地改良事業農業基盤整備促進)への支援については、採択の結果、全会一致で採決と決しました。なお、今後、団体営以外の小規模なため池についても配慮してほしいとの意見がありました。 以上、地域振興委員長報告といたします。 ○議長(金山満輝君) 地域振興委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第15号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決されました。 議第16号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第16号は原案のとおり可決されました。 議第17号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第17号は原案のとおり可決されました。 議第18号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第18号は原案のとおり可決されました。 議第25号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり可決されました。 議第26号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第26号は原案のとおり可決されました。 議第32号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第32号は原案のとおり可決されました。 議第33号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第33号は原案のとおり可決されました。 議第34号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第34号は原案のとおり可決されました。 議第38号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第38号は原案のとおり可決されました。 議第44号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決されました。 議第45号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決されました。 議第46号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決されました。 議第48号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、議第48号は原案のとおり可決されました。 この際、10番石倉議員の除斥を求めます。            〔10番 石倉刻夷君 除斥〕 ○議長(金山満輝君) 陳情第1号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第1号は原案のとおり採択されました。 石倉議員の除斥を解除いたします。            〔10番 石倉刻夷君 入場〕            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 ○議長(金山満輝君) 日程第5、議第28号「平成26年度安来市一般会計予算」を議題として、予算委員長の報告を求めます。 田淵秀喜予算委員長。            〔予算委員長 田淵秀喜君 登壇〕 ◆予算委員長(田淵秀喜君) 予算委員長報告。 去る3月3日に開議されました本会議におきまして、本委員会に付託されました議第28号平成26年度安来市一般会計予算につきまして、審査の経過と結果を報告いたします。 平成26年度の予算編成は、本年度に策定されました中期財政計画を基本としつつ、事業の目的や効果の明確な事業を最優先する方針の中、新年度から本格的に動き出す市庁舎、市民会館、給食センターの主要3事業に伴う予算と裏づけとなる財政計画のほか、地域課題が山積をする中での合併10周年を迎える節目の年度である一般会計当初予算であるとの重要性を委員全員がしっかりと認識する中で、各常任委員会を先行開催する日程を配置し、関連予算についても各常任委員会でしっかり議論いただくよう要請をいたしました。 具体的な予算委員会開催経過は、3月17日から3日間のそれぞれ午後からの審議日程の中で、まず歳入全款を先行審議し、常任委員会の所管ごとに事業、施策と関連する歳出予算を款別に審議した後に総括質疑を行い、その後、採決をすることといたしました。 審査の経過について報告をします。 歳入全款については、安定的な財政運営に必要な地方交付税は、広瀬区域の広域化を反映をした算定方法の見直しにより、増要因はあるものの不透明であり、25年度と同額を計上している。また、地方消費税交付金も、増税に伴い、地方消費税が1%から1.7%となる。その2分の1が市町村に交付されるものの、非常に不透明であるとの説明がありました。基金繰入金に関し委員からは、説明が不足しており、議会議論の手順としてはいかがなものかとの意見のほか、将来にわたる問題であり、慎重に扱っていただきたい。また、条例改正と同時に予算措置もなされていることに問題視する意見もありました。十分な説明と配慮をお願いをする意見があったところであります。執行部からは、説明がいささか丁寧に欠けており反省をしている。今後も意見をいただきながら対応するとの答弁があったところです。 次に、歳出であります。 総務企画関連におきましては、定住対策事業、移動通信用鉄塔整備事業、新安来市発足10周年記念事業、消防施設費などの事業や予算の執行計画の説明を受けた中で、定住対策やふるさと寄附の実績のほか、携帯電話の不感地域の確認などの質問がありました。 農業福祉関連につきましては、子育て世帯臨時特例給付金給付事業、私立保育園運営費、がん検診推進事業、地球温暖化対策事業、バス事業、特別支援教育事業、小学校リフレッシュ事業等々の説明を受けた後に審議に入り、委員からの子供、若者支援の考え方についての質問に対し、相談支援窓口を社会福祉協議会内に設け、学習支援を相談員が行う。また、教育委員会や民生委員との連携を進めるとの答弁がありました。委員からは、困った方の自立支援の取り組みであり、個人情報の管理とサポート体制の充実の意見がありました。また、PTA活動補助金に対しては、学校と家庭が一体となって子供たちの成長を伸ばすための事業であり、特に保護者意識を高めてもらいたく、研修を中心に取り組んでいただきたいとの答弁がありました。 地域振興関連であります。 農業振興事業、有害鳥獣駆除事業、農村環境保全向上活動支援事業、観光振興事業、道路改良事業、住宅団地促進事業等の概要や予算の執行計画について説明がありました。委員からは、地域の商工業の現状に対し、関係団体と一体となった振興策、観光誘客への取り組み等に質問があったところです。その後、委員会採決の前段において総括質疑を行うとともに、本議案に対する委員の意思の明確化を要請する中で、一部の委員からは、2款総務費、3款民生費、10款教育費の一部の事業について異議がある旨の発言を受け、挙手による採決の結果、賛成多数で執行部原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、目まぐるしく変化する経済、政治情勢等、取り巻く環境は一層厳しさを増すことが想定される中で、人口減少や高齢化の進展により、地域社会の疲弊が現実化し、本市においても取り組むべき課題は山積しております。そうした中で、計画が進められている大型3事業は、安来市の将来の礎となるとの市長の強い決意と覚悟のもと、新年度より具体的に動き出すこととなります。本委員会議論の中でも、多数の意見があったように、基金運用も含め、可能な限りの事業費縮減に努めるとともに、将来世代に対し禍根の残らない事業内容、健全財政の継承が現役世代の責務と考えております。執行部におかれましては、全職員一丸となった連携体制のもと、チェック機能を有し、決定機関である議会への丁寧な説明、議論を通じ、計画的に適正な予算執行をお願いすることを申し添え、予算委員長報告といたします。 以上です。 ○議長(金山満輝君) 予算委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。 議第28号に対して討論はありませんか。 13番葉田議員。            〔13番 葉田茂美君 登壇〕 ◆13番(葉田茂美君) 信正の会、葉田茂美でございます。 私は議第28号平成26年度安来市一般会計予算中の3事業について反対の立場で討論をいたします。 まず、2款総務費、庁舎建設事業費についてであります。新安来庁舎建設につきましては、一定の方向性を示しておりますが、先日の基本計画概要説明の中で新庁舎建設の基本理念として分庁方式を推進するとともに、安来市の本庁舎として新安来庁舎を建設しますと述べてあります。私は今議会一般質問でも市長に分庁方式を確認させていただきました。また、過去においても再三指摘をしています。改めて分庁方式による無駄な経費負担を次世代に残すべきでないと申し上げたいと思います。市民の皆さんに十分な説明もない現市民会館の移転計画、そしてこれまで聞いたこともなかった早期解体という計画を打ち出されました。早期解体による代替施設も考えずに事業に着手することなど到底認めることはできません。市民の皆さんの理解を得て、切川地区に市民会館が建設されるのであれば、施設ができてから解体工事に着手すべきではないでしょうか。新安来庁舎の建設に支障があるからなどとは理由になりません。その場限りの思いつきでしか言いようがありません。これまでに示されてきた庁舎建設3案などはどうなったのでしょうか。これらの税金の無駄遣いの責任は誰がとるのでしょうか。川尻3号線や商工会議所の移転問題など、いずれも現段階では解決されていません。新庁舎建設も、市民会館移転後、十分な面積があるのに、合併特例債使用期間も6年間あり、市民の理解を得た上で事業を行うべきであります。このような状況の中で実施設計予算など到底認めるわけにはまいりませんので、反対をいたします。 次に、10款5項社会教育費、市民会館建設事業費、同じく6項保健体育費、給食センター建設事業費につきましても、切川バイパスの全線開通の全体計画はまだ示されていない中での実施設計予算の計上など、見切り発車以外の何物でもないと言わざるを得ません。私は市民の皆様に対し、市庁舎建設事業、そして切川開発事業など、今後のリスク情報提供が極めて不足しているように思えてなりません。このような状況がこのまま続けば、市民の皆様が市政に対し大きな不信感を増幅させることは間違いないと確信します。市民の民意である住民本位の市政こそ、市長が言われる活力あふれるまちづくりの原点ではないでしょうか。重要な課題を先送りにして解決も見出せないまま、見切り発車的な予算計上を行い、無駄を重ねたことは、将来に取り返しのつかない禍根を残すことは明白であると申し上げておきます。今後、時間をかけて慎重な、そして徹底的な議論が不可欠であると考えるものであります。 以上、平成26年度安来市一般会計予算に反対の立場での討論といたします。 ○議長(金山満輝君) 賛成の討論はありませんか。 16番佐伯直行議員。            〔16番 佐伯直行君 登壇〕 ◆16番(佐伯直行君) 会派青雲の佐伯直行です。 それでは、会派青雲を代表し、議第28号平成26年度安来市一般会計予算について賛成の立場で意見を申し述べます。 このたびの執行部が示された平成26年度当初予算案は、米原雲海展や市の歌、市民顕彰制定などを初めとするさまざまな新安来市発足10周年記念事業、新婚者、またはUIターン者の居住に対する助成や空き家改修費助成などの定住促進事業、工業団地適地選定調査事業やものづくり企業技術開発等支援事業などの産業促進事業など、枚挙にいとまがないほど多くの新規事業や事業拡充があり、積極的なまちづくりのあらわれであると思います。また、さらに既存の行政サービスの質を下げることなく、大型事業の進捗も含め、前年度比1,000万円だけの増額で済ませるという安来市の現状に合ったバランスのとれた予算であると思います。また、今回の予算案には、現在地での市庁舎建設事業として安来庁舎実施設計や敷地地質調査など、市民会館の老朽化に伴う移転新築を行う市民会館建設事業としての造成、実施設計費5億7,000万円、安来市内の大部分の中学校で未実施だった学校給食を実現させる市民待望の給食センター建設事業費としては造成、実施設計費1億2,400万円などを盛り込んでおります。平成28年度には給食センターは供用開始、市庁舎も市民会館も建築工事がおよそ完了する整備スケジュールを予定しているとのことでございます。いよいよ本格的に動き出すこれらの事業の進捗を議員として見守る一方で、一市民としても一日も早い完成と供用開始を待ち望んでいます。これらの大型事業だけでなく、昨年末には安来一中の新校舎が完成し、新年度には旧校舎の解体とグラウンド造成工事などが完成する予定で、また新消防庁舎もいよいよことしじゅうに完成する予定です。ほかにも、多くの事業が着実に進んでいると思っております。しかし、これだけの事業が集中すると、今後の市の財政運営が心配されますが、これらの事業の多くは合併特例債や過疎債などの有利な起債を効果的に利用されているため、大型事業の集中による財政負担は大幅に緩和される予定で、ことし1月に市ホームページで掲載された中長期財政見通しによると、合併10年経過後に合併算定がえの特例措置が終了し、国からの交付金が軽減されることによる影響で実質単年度収支は赤字に転落する時期はありますが、これまで順調にためた基金を取り崩すことで対応し、10年後の財政見通しでは基金は現在のおよそ半分残し、また市の全体的な借金の比率を示す実質公債費比率では、現在の15%台に対し、10年後でも17%台で推移する予定であると。そして、10年後以降の実質収支は徐々に好転するとの財政での説明を受けております。執行部におかれましては、合併特例債や過疎債などの有利な起債の期限が限られている中、スピード感を持って市民の皆様や議会に対し、進捗状況をこと細やかに示すなど、丁寧な説明をもって不屈の精神とたゆまぬ努力で、行政運営と今後の市民サービスのさらなる向上を目指すようお願いし、我々会派青雲の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(金山満輝君) ほかに討論はありませんか。 7番原田貴与子議員。            〔7番 原田貴与子君 登壇〕 ◆7番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第28号平成26年度安来市一般会計予算予算委員長報告の採択に反対の立場で討論いたします。 2014年度の国会予算が成立しました。社会保障・税一体改革に基づく消費税増税と社会保障改悪が始まる予算であります。TPP参加推進に備えた農政構造改革を全面的に推進する予算であり、原発再稼働推進の予算です。国民の願いに反する政治です。このような国の政治がひどいときだけに、市政においては市民の暮らしと福祉を守る防波堤の役割を果たさなければならないと思っております。 市の予算案では、市民が求めていた福祉医療費の負担軽減、就学援助制度の項目にクラブ活動費、生徒会費、PTA会費を加え、援助の拡充をする、また学校図書館の司書配置事業の継続、しまねの子育て協働プロジェクト事業の拡充、ペレットストーブ等の補助が新設されました。そして、交通弱者の交通手段確保に向かい、計画が策定され、第一歩を踏み出すことになりました。これらの事業や予算措置には評価をするものです。 しかし、今、市民の暮らしはどうでしょうか。深刻なデフレ不況のもと、暮らしと営業は困窮の度を深めています。先ほども申し上げましたけれども、労働者の賃金は連続20カ月以上の減少、非正規雇用はふえ、年収20万円未満の労働者は7年連続で1,000万を越えて深刻な事態が続いています。年金は減り続けています。円安は輸入原材料価格を引き上げ、農家経営、中小業者に打撃を与えています。生活必需品の値上げが家計を襲っています。このようなときに消費税を増税されれば、消費はさらに落ち込み、暮らしと地域経済への影響ははかり知れません。このような中にあって、安来市は市が独自に決めるもの、ごみ袋代や体育館、観光交流プラザ、市民プール使用料など国に納める必要のない使用料、手数料に消費税の転嫁をすることを決め、予算化しました。市民は認めることができません。市や市民生活を守るには、消費税増税中止こそ国に求めるべきではないでしょうか。 人権施策推進費です。国では、同和対策事業という名の事業は1981年に終わっています。今、国は人権教育啓発に関する基本計画の中で推進されております。私は本市も倣い、その予算を人権を尊重するための人権教育啓発活動に対して計画を持って力を入れ、推進すべきであると考えます。社会構造の複雑化、価値観の多様化の中で、インターネットによる人権侵害など、さまざまな人権侵害が起きています。教育において、また地域で、各種活動、各団体の支援すべきものへの予算化をすべきであり、一団体に突出させることのないようにすべきです。 民生費においては、人口増、定住の願いに応えた学童保育、子供の医療費など、子育て福祉を充実させることが求められています。 地域産業である農業・産業雇用対策です。農業は、環境保全、食料自給率の引き上げのためにも、地域産業としても重要です。農家の経営が成り立つ支援が必要です。農産物の価格保障を国に求めるとともに、市は持続可能な農業への集落ビジョン作成への支援、農地の受け手となる農家への支援、地産地消など、市独自の予算が不十分です。また、市として農業に壊滅的な打撃を与え、食の安全、医療、雇用、建設などのルールを壊すTPP交渉撤退の意思を表明すべきです。 雇用、産業対策では、住宅リフォーム助成制度の復活や現にある力を育て伸ばす支援策に力を入れ、市内の産業育成を雇用と消費をふやす内発型、循環型の地域振興策に切りかえるべきです。そのためにも、再生可能エネルギーの導入、普及をさせていく本格的な推進を求めます。 教育では、子供たちを競争に追い立て、ふるい分けする学力テストは中止し、学力向上には35人学級の実施、学校図書館司書配置事業の拡充、特別支援員の配置など、行き届く教育予算の増額こそ必要です。子供たちが安心して学校に通えるよう父母負担の軽減が求められます。 1市2町の合併時から10年たって、ようやく未実施校4校の中学校給食実施の合併協定の公約の実現に向かっています。平成28年度実施に向けた給食センター建設は、米飯も含め、アレルギー食に対応できる生徒に最良の学校給食センターとして、その中で地元産を使い、市の産業も潤うようにしていくことが重要と考えます。ところが、この給食センターは老朽化した自校方式の小学校給食も順次組み入れる構想で、3,300食の基本計画、実施計画の予算であります。この規模には反対です。食育にすぐれた現行の小学校、中学校の自校方式は、親子方式を取り入れるなど工夫し、施設の改善を図り、存続すべきであります。市民の願いは、暮らしを守り、福祉、教育を充実させることです。この立場から鑑みれば、予算案に賛成できません。 ○議長(金山満輝君) ほかに討論はありませんか。 3番丸山征司議員。            〔3番 丸山征司君 登壇〕 ◆3番(丸山征司君) 青雲クラブの丸山征司です。 私は議第28号平成26年度安来市一般会計予算について賛成の立場で意見を申し上げます。 総論的には、先ほど佐伯議員から賛成討論があり、私もまさに同感でしたので、総論的な賛成討論を省き、先ほどありました反対討論に対する反論という形で、各論的に意見を述べたいと思います。なお、順不同になりますけど、ご了承くださいませ。 まず、先ほど、国の消費税増税にあわせての市の歳入の消費税転嫁について、市民負担の増大になるから市施設の使用料や手数料などに国に納める必要のない消費税増税分まで転嫁すべきじゃないという趣旨の反対の討論がございましたが、このことに対して反論いたします。 このたびの消費税増税は、国が国会で決めたことです。決めた国会議員は、国民が選挙で選んだ人です。先ほどの反対討論は、国ないし国会議員に対してなされるべきもので、地方自治体である本市にその矛先を向けるのは筋違いです。また、消費税増税の影響は地方自治体にも及び、地方消費税の増収が見込まれる反面、公共事業などに対する消費税増税によるコスト増、そして維持管理費のコスト増も想定されます。市民が手数料や施設などの使用料を負担するのは大体維持管理費が発生するケースです。手数料や使用料などを負担すべき市民が、消費税増税分を負担しない場合、その分、市の負担がふえ、それはつまり回り回って関係ない市民全体で負担することを意味し、受益負担の観点からすると、手数料や使用料を負担すべき当事者が消費税増税分を負担すべきものだと思います。これまでは、内税で市が負担していたものもありますが、今回の8%、10%と連続する増税分までは負担し切れないのもいたし方ないと考えます。また、今回の消費税増税に対する年金暮らしなどの低所得者や子育て世代に対する暫定的、臨時的措置として、新年度予算には、平成26年度市民税、その中の均等割についての非課税の方を対象に、臨時福祉給付金給付事業と子育て世帯臨時特例給付金給付事業も予定しています。今さら後戻りのできない可能性のない消費税増税に異論を唱えられるくらいなら、国が10割負担するこれらの臨時給付金給付事業の継続を党として国に訴えてみられてはいかがでしょうか。 では次に、同和問題について反対討論に対して反論いたします。            (「議員に対して反論でなく、執行部に対して」と呼ぶ者あり) 先ほど、最初に冒頭でもお伝えしましたとおり、予算原案につきまして佐伯議員の賛成討論のとおり私も同感でございまして、総論的には何ら問題もないバランスのとれた予算執行だと思っております。そして、先ほどの個別の反対討論について、いや、それは反対討論の筋が違うんじゃないかなということの反論をいたしましたが……            (「違う」と呼ぶ者あり) わかりました。では、以上でいろいろ思いはありますけども、私としては賛成に足る予算内容でしたと思いました。執行部におかれましては、限られた財源と期限がある有利な起債を効果的に活用し、今後ともさらなる市民福祉の増進を目指すようお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(金山満輝君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(金山満輝君) 起立多数と認めます。よって、議第28号は原案のとおり可決されました。 この際、しばらく休憩いたします。            午前11時43分 休憩            午前11時45分 再開 ○議長(金山満輝君) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 ○議長(金山満輝君) 日程第6、同第1号「安来市副市長の選任につき同意を求めることについて」を議題とし、執行部より説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 議案つづりその3の1ページをお開き願います。 同第1号安来市副市長の選任につき同意を求めることについて。 安来市副市長に次の者を選任したいので、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●●●、氏名が井上博、生年月日は●●●●●●●●であります。 なお、任期は平成26年4月1日からです。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(金山満輝君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議はありませんか。 永田議員、ご異議ですか。            (12番永田巳好君「質疑」と呼ぶ) 質疑は省略。            (12番永田巳好君「意見」と呼ぶ) 質疑ということでよろしいですか。 ◆12番(永田巳好君) お願いです。 私は切川、今村地区の用地問題が解決され、今3事業、市庁舎あるいは3つの事業がなっていますけど、先ほど議会でも予算が通りまして26年度より実施設計に入るわけです。実施設計に入ると大体方向性が見えてきたということが一般的には言われていますし、じゃないかと私も思います。その中で……。 ○議長(金山満輝君) 永田議員、人事案件ですので簡潔に。 ◆12番(永田巳好君) はい。その中で、市長さん、4万1,000人の人口の中での副市長の2人体制に対して市民の皆さんに十分にご説明いただいて、ご理解いただいて終わっていただきたいと思います。えらい失礼しました。 ○議長(金山満輝君) 一応ご意見として伺います。 ほかにはございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認め、採決いたします。 同第1号について原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、同第1号は原案のとおり同意することに決しました。 この際、本人がおられますので、ご挨拶をいただきたいと思います。 ◎副市長(井上博君) 失礼をいたします。 先ほどは私の副市長選任にご同意をいただきましてまことにありがとうございます。光栄に思いますとともに、責任の重大さに強く感じたところでございます。 安来市は、ことし合併10周年を迎えますが、合併前から調整すり合わせには10年はかかるだろうと言われておりました。そのことについて、実際に感じてまいったところでございます。これから先は、次の代に担う施策が進められようとしております。中でも、重要事業がめじろ押しでございます。このようなときに、浅学非才の私が副市長という重責が果たしていけるのかどうか、心配をしているところでございますが、市長の目指されます活力ある安来市を目指して、確実な事業の進捗に全力を投入してまいりたいと思います。副市長を初め、職員の皆様とともにその職を全うしたいと考えております。議員の皆様方にはご指導、ご鞭撻を心よりお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 ○議長(金山満輝君) 日程第7、閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員会及び議会運営委員会委員長から、お手元に配付のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金山満輝君) ご異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。 以上で日程の全てを終了いたしました。 閉会に当たって、市長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る3月3日から本日までの第67回市議会定例会におきまして、平成26年度の各会計当初予算案を初め、提案いたしました諸議案につきまして慎重かつ熱心なご審議を賜りまして、本日全ての案件をご議決いただきました。まことにありがとうございました。 新年度予算につきましては、昨年度とほぼ同規模の244億3,000万円となりました。予算成立に伴い、安来庁舎の現地建てかえ、市民会館の移転新築、給食センター整備の主要3事業も本格的に動き出します。これからの安来市発展のために必要不可欠な事業であると確信をしております。このほかにも、活力ある地域づくり、定住促進、産業振興、生活基盤の整備等、各分野において必要な予算措置をしたことで市民サービス向上につながるものと考えております。ご議決いただいた諸案件につきましては、今後、迅速、適正な執行に努めるとともに、政策効果を上げ、市民福祉の向上につなげてまいります。引き続き、議員各位のご協力をお願いいたします。 また、原子力防災に関してでありますが、先週20日には第1回目の安来市原子力発電所環境安全対策協議会を開催し、中国電力株式会社から島根原子力発電所2号機の新規制基準適合性に係る審査の状況について説明を受けたところであります。市民の安全・安心を守るために、引き続き近隣自治体と連携しながら安全対策に万全を期してまいりたいと考えております。 来る平成26年度は、新安来市の誕生から10周年の記念すべき年度であります。さらなる安来市発展のために、諸施策を着実に実行してまいりたいと考えております。議員各位におかれましては、市勢振興に一層のご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(金山満輝君) 以上をもちまして第67回安来市議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでございました。            午前11時54分 閉会 以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため署名する。                            平成  年  月  日     安来市議会議長     安来市議会議員     安来市議会議員...